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事業再構築補助金 補助事業の手引き

令和3年6月18日、事業再構築補助金「通常枠」の第1回受付の採択結果が発表されました。私が支援した事業者3社のうち、2社が採択されたましたので、交付申請に向けて鋭意、支援を行っています。

 

事業再構築補助金のホームページには、採択された事業者向けの資料として、「補助事業の手引き」が公開されています。

交付申請から、事業実施、実績報告に至るまでの手順が記載されているのですが、なかなかのボリュームになっており、重要なポイントでありながら、その他の情報に埋もれてしまっている情報もあり、慣れていない事業者にとっては、けっこうな負担になるものと思料します。

とはいえ、事業再構築補助金には、その申請要件の一つに「認定支援機関と事業計画を策定すること」とされています。普通に考えれば、当該認定支援機関は、採択された事業者が適切に補助事業を実行し、補助金が入金されるまで支援するでしょうから、心配はないと思います。また、手引きを見る限り、ものづくり補助金の手引きと、ほぼ同じと思いますので、経験のある認定支援機関であれば、大丈夫だと思います。

私自身も認定支援機関であり、ものづくり補助金の申請支援については、実績があります。とは言え、初めての補助金制度ですので、改めて交付申請から実績報告までの手順を確認し、ポイントを押さえておきました。

 

やはり、最初に押さえておくべきは、そのスケジュールでしょう(手引きP9)。

スケジュールを押さえた上で、見落としがちなポイントを、確認していく必要があります。私が支援した事業者様向けに作成した資料は次の通りです。

ものづくり補助金の経験があれば、お馴染みの文言が並んでおりますが、今回初めて補助金にチャレンジされた事業者にとっては、ポイントを拾い出すだけで大変だと思います。また、上記以外にも押さえておくべきポイントはあると思います。

とにかく、私が支援に入った事業者様には、適切に事業を実行し、補助金が入金されるまで頑張っていきたいと思います。