ものづくり補助金の採択率

 ものづくり補助金は平成24年度補正から始まった補助金制度です。令和元年度補正で実施されれば8回目となります。もはや定番の補助金制度として定着してきた感があります。私が毎年ウォッチしてきた感覚だと、採択率はだいたい40%程度で推移してきたように感じます。

 

直近の平成30年度補正の第1次公募の採択率は50%でした。一見とても採択率の高い、言わば「申請しなきゃ損」くらいの補助金制度のように思えますが、採択されるためのハードルはかなり高い、と私は考えます。

 

というのも次回で8回目となる、ものづくり補助金ですが、もはや私のような行政書士だけではなく、中小企業診断士、税理士、民間コンサル会社、金融機関などの支援を受けているのがほとんどではないかと思います。そもそも申請するに当たり、経済産業省の認定支援機関と呼ばれる事業者の確認書が必要です。何を確認するのかというと、申請しようとしている計画に実現可能性と革新性があるということです。なお私自身も認定支援機関として登録されています。

 

申請書のレベルはもはや、採択されるための土台に載るまでが高くなっていると思います。平成24年にものづくり補助金が始まり、平成31年度補正に至るまでの間にノウハウが蓄積され、我々のような支援業者が作成する申請書が洗練され、レベルアップしてると思うのです。当然、私もレベルアップしてます。

 

もはや自社で申請書を作成している会社はほとんどないのではないでしょうか。

 

上記の理由により、採択率が比較的高い(高く見える)からといって、簡単な申請ではないということだけは強調しておきたいです。

 行政書士なかひろ事務所は、ものづくり補助金の申請書類作成を代行いたします!

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