当事務所が所在している尼崎市周辺の平成28年度当初予算を調べていると、いくつかの自治体で空き家対策の予算が計上されていました。
神戸市の空き家対策については、以前のブログに書いたとおりですが、兵庫県、池田市、豊中市でも具体的な空き家対策の予算が計上されています。
兵庫県ではすでに空き家活用支援事業の公募が始まっています。
http://web.pref.hyogo.jp/ks26/machi-saisei/sato-akiya/sato-akiya.html
空き家を改修し、住居や事業所または地域交流拠点として活用しようとする人が補助対象となります。
池田市では、空き家の解体費を補助する制度を創設しています。
http://www.city.ikeda.osaka.jp/kurashi/guide/kotsu/jutaku/1430196940950.html
定額40万円が補助される制度です。
一方、豊中市は空き家利活用マッチング支援業務に758万円、提案型空き家利活用リフォーム助成に627万円を計上しました。さらに平成29年度の債務負担行為として、限度額1,900万円を設定しています。
制度の詳細は今のところ発表されていませんが、かなり予算を割いています。特にマッチング支援業務には注目です。
私は伊丹市の空家等対策協議会の市民委員を務めていますが、空き家の利活用を推進するためには、空き家を活用してほしい人と、活用したい人のマッチングが重要であると、以前から考えていました。
豊中市の今後の動きに注目です。
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