令和元年度補正ものづくり補助金「応募類型」

 独立行政法人中小企業基盤整備機構が「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業」の事務局の公募を始めました。

 

https://www.smrj.go.jp/org/info/solicitation/2019/favgos0000009ybj.html

 

事務局の公募ではありますが、この中から令和元年度補正ものづくり補助金の内容を読み取ることができます。

まず応募類型ですが、次のようになっています。

事業概要

補助上限額

(補助下限額)

補助率

 1.一般型

新製品・新サービス開発・生産プロセスの改善に必要な設備投資及び試作開発を支援

 1,000万円

(100万円)

 中小企業

  2分の1

小規模事業者

  3分の2

2.グローバル型

海外事業(海外拠点での活動を含む)の拡大・強化等を目的とした海外設備投資等の場合、補助上限額を引上げ

3,000万円

(100万円)

中小企業

  2分の1

小規模事業者

  3分の2

3.ビジネスモデル構築型

中小企業30者以上のビジネスモデル構築・事業計画策定のための面的支援プログラムを補助(例:面的デジタル化支援、デジタルキャンプ、ロボット導入FS等)

1億円

(100万円)

支援者

  定額補助

平成31年度補正の応募類型は、「一般型」「小規模型(設備投資のみ)」「小規模型(試作開発等)」でした。ほとんどの企業は「一般型」で応募することになると思うのですが、計画によっては「グローバル型」に応募することも視野に入れることができそうです。

「ビジネスモデル構築型」の応募要件は、上記説明文を読んだだけでは今一つ分かりません。詳しくは各県で行われる説明会で確認したいと思います。

 

これまでの公募方法と一番異なっているのは、申請受付期間だと思います。

 

複数回で3カ月ごと程度に1回ずつ採択発表を予定するものとする

 

と明記されています。おそらく、早く応募したほうが採択される可能性が高いと思いますし、機械の納期にも余裕ができます。遅い時期に採択されたとしても、令和2年度(令和3年3月末)内に補助金の振込まで完了させておかないといけないでしょう。

 

補助予定件数は約3万件です。

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