6月29日の夕方、平成29年度補正 ものづくり・商業・サービス経営力支援補助金、通称「ものづくり補助金」の採択結果が発表されました。
https://www.chuokai.or.jp/hotinfo/29monosaitaku180629.pdf
今回は、全国で1万7,112件(1万7,275者)の応募があり、このうち9,443件(9,518者)を採択したそうです。採択率は55.1%と、かなりの高確率です。
昨年(平成28年度補正)の採択率は39.1%だったので、かなりの伸び率と言えます。
とはいえ、44.9%の事業者は不採択だったわけです。中には7月に予定されている2次公募への応募を考えている事業者も多いと思います。
私が支援したにもかかわらず、採択されなかったクライアントも、2次公募へ向けて準備を始めました。
まずは何故当該クライアントの事業計画が採択されなかったのか、分析する必要があります。そのためにはまず、各県の中小企業団体中央会に連絡し、計画書に記載されている審査員のコメントを確認したほうがよいと思います。
私も今回不採択だったクライアントから中央会に確認してもうように連絡しました。その結果、計画書の内容のうち不十分だった点が浮き彫りになりました。要約すると次の通りです。
- 今回の設備投資と自社の強みが結びついた結果、他社との差別化が図れる根拠についてもう少し説明が必要
- 設備投資後に開発した商品について、販路の拡大方法にもう少し具体的な説明が必要
- 設備投資によって、売り上げが増加することについて、その根拠をもう少し説明してほしい。
確かにそう言われると記載内容が不十分だったのかもしれません。しかし逆に言えば、上記の指摘事項をクリアすれば、採択される可能性はグッと高まります。
事業計画書の内容については、概ね高評価だったため、2次公募での採択を目指します。
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