6月29日の夕方、平成29年度補正 ものづくり商業・サービス経営力支援補助金、通称「ものづくり補助金」の採択結果が発表されました。
https://www.chuokai.or.jp/hotinfo/29monosaitaku180629.pdf
今回は、全国で1万7,112件(1万7,275者)の応募があり、このうち9,443件(9,518者)を採択したそうです。採択率は55.1%と、かなりの高確率です。
昨年(平成28年度補正)の採択率は39.1%だったので、かなりの伸び率と言えます。
今回、私は2社の支援を行っていたのですが、このうち1社は採択されませんでした。革新性が足りなかったのか、財務体質に問題があったのか、それとも販売促進計画に無理があったのか。これからクライアントともに検証作業を行い、2次公募でリカバーしたいと考えています。
採択された1社は、中小企業へのロボットの導入支援を行う会社です。正直「革新性」という観点からすると、少し物足りないような気もしていたのですが、何とか採択されました。採択結果一覧を「ロボット」で検索すると、310件ヒットしました。ほとんどが「ロボットの導入」を目的とするもので、ロボット自体を導入することに補助金を申請しようとしているのだと思います。
一方、今回私が支援した会社は、「ロボットの導入を支援」する会社ですので、審査員の目に留まったのかもしれません。近年業績が急激に伸びているため、財務体質にも問題ありませんし、大手ロボットメーカーとも提携しているので、販路も確保されています。
結果論ですが、「国策」ともいえるロボットをテーマにしていたことも、審査に影響したのではないかと思います。
まあとにかく、採択された会社に関しては、先端設備等導入計画の支援もしないといけないし、交付申請書や実績報告書の作成支援も必要です。
採択されたなかった会社に関しては、原因を究明して、2次公募に備えたいと思います。2次のほうが採択率は下がると思いますが、がんばりましょう。
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